オセアニアの鉱物の産地
○オーストラリア
オパール(ブラック、ボルダー、クリスタル等) / サファイア / ダイヤモンド(ピンクダイヤモンド) /
ジルコン(地球最古の結晶) / スピネル / キャストライト / クリソプレーズ /
パイロープガーネット / ブラッドストーン / プレナイト / ペリドット /
マラカイト / ロードナイト / パール(南洋真珠) / ゴールド(金) / ジェムシリカ
悠久の大地が生んだ神秘の輝き
オーストラリアは、地質学的に非常に古く安定した「クラトン」と呼ばれる土台を持ち、地球の歴史を最も原始的な形で留めている大陸の一つです。特に西オーストラリア州のジャック・ヒルズでは、約44億年前に形成された「地球最古の鉱物」とされるジルコンが発見されており、惑星としての地球の記憶を宿す聖域とも言えます。
また、オーストラリアは「オパールの王国」として世界的に有名です。世界の商業用オパールの9割以上がこの地から産出されます。 約1億年前(白亜紀)、オーストラリア中央部は広大な内海(エロマンガ海)に覆われていました。その後、海が退き、乾燥した気候へと変化する過程で、地中の珪酸分を含んだ水溶液が断層の裂け目や、古代生物の化石、貝殻の跡などに浸透し、数千万年という果てしない時間をかけて「オパール」へと結晶化したのです。 まさに、太古の海の記憶が結晶化した「地球の涙」とも呼べる宝石です。
その他、アーガイル鉱山(現在は閉山)から産出される極めて稀少なピンクダイヤモンドや、大自然の生命力を感じさせる高品質なクリソプレーズなど、オセアニアの大地は多様で力強いエネルギーを持つ石たちを現代に届けています。