石の叡智を読み解く:パワーストーン用語集
パワーストーンや天然石との対話を深めるために必要な、鉱物学的性質、光学現象、市場での処理等に関する専門用語をまとめています。
- アステリズム(スター効果)
- 鉱物内部の針状インクルージョンにより、表面に星のような光の筋が現れる現象。主に4条、6条、12条のスターが見られる。ルビー、サファイア、ローズクォーツ等に顕著に現れる。
- アデュラレッセンス(シラー/シーン)
- ムーンストーン等に見られる、層状構造による光の干渉現象。石の内部から青色や白色の光が漂うように見える幻想的な輝きを指す。
- イミテーション(模造石)
- 天然石に似せて作られた、ガラス、プラスチック、陶器などの人工物。天然の結晶構造を持たないため、パワーストーンとしての固有の波動は期待できない。
- エンハンスメント(改良)
- 天然石が持つ本来の美しさを引き出すための、業界で認められた穏やかな処置。加熱による色出しや、透明度を高めるための無色オイル含浸などがこれに当たる。
- 屈折率
- 光が石の中に入る際に曲がる角度の割合。石の種類によって固有の値を持ち、真贋鑑定や種類の特定における最も重要な物理データの一つ。
- 結晶
- 原子や分子が規則正しく配列された固体。パワーストーンのエネルギーの源泉は、この緻密で安定した幾何学的な「秩序」にある。
- 光沢
- 石の表面で反射する光の質感。金属光沢(金など)、真珠光沢(真珠)、ガラス光沢(水晶)、金剛光沢(ダイヤモンド)など、石の「声紋」を判別する視覚的手がかりとなる。
- ジオード(晶洞)
- 岩石の内部に形成された空洞。内側にはアメシストや水晶の結晶が密集しており、エネルギーを蓄積・増幅するパワフルな空間とされる。
- 靱性(じんせい)
- 衝撃に対する「粘り強さ」。硬度が高くても靱性が低い石(エメラルド等)は、衝撃で割れやすいため注意が必要。
- 多色性
- アイオライトやタンザナイトのように、見る角度や光の種類によって石の色が変わって見える性質。多面的な視点を持つことの象徴ともされる。
- トリートメント(改変)
- 着色、コーティング、放射線照射など、石が本来持っていない色や質感を人為的に付加する処置。天然のエネルギー状態が大きく改変されている点に留意が必要。
- 内包物(インクルージョン)
- 結晶の成長過程で取り込まれた他の鉱物、液体、気体などの総称。石のアイデンティティ(個性)そのものであり、天然であることの証明にもなる。
- 非晶質(ひしょうしつ)
- オパールや黒曜石、琥珀のように、規則正しい結晶構造を持たない状態。自由で柔軟なエネルギーを宿すとされる。
- 劈開性(へきかいせい)
- 特定の方向に沿って、板のようにパカッと割れる性質。フローライトやクンツァイトなど、劈開が強い石は浄化時や取り扱いに細心の注意を要する。
- モース硬度
- 摩擦に対する硬さの指標(1~10)。
10 ダイヤモンド 5 アパタイト 9 ルビー、サファイア 4 フローライト 8 トパーズ 3 カルサイト 7 水晶(クォーツ) 2 石膏 6 ムーンストーン 1 滑石 - 遊色効果(プレイオブカラー)
- オパールに見られる、虹色の光が揺らめく現象。内部の微細なシリカ球による光の回折が原因であり、唯一無二の宇宙的な美しさを創り出す。
パワーストーンのアクセサリー形状や装着部位が持つ意味については、以下のページをご覧ください。