鉱物の歴史~マヤ・アステカ文明~

○マヤ文明

マヤ文明は、古代アメリカ文明のなかの一つで、高度な天文学や数学の知識を持った文明として知られている。中央アメリカ地域一体に分布し、多きな都市には石造りの宮殿や、頂上に神殿を祭った階段状のピラミッドが建てられた。太陽や月、雨などの自然とかかわり深い神々によって支配され、 神への供物として人間の血を捧げていた

文明の中での石
・王や貴族、武人といった身分の高いものは、ひすい、アゲート(めのう)、エメラルド、オニキス、ジェット、ターコイズ(トルコ石)などでできたビーズやネックレス、ブレスレットを身につけていた。

○アステカ文明

1200年頃よりなる文明で、15世紀には広範囲にわたってメキシコを支配した文明。武力によって隣国を征服しては、貢物を得るために戦争を行った。マヤ文明と同じく天文学に優れた文明。

文明の中での石
・戦争の報償として、ひすい、ターコイズ(トルコ石)、サードニクス、アゲート(めのう)、ジェット、コーラル(珊瑚)などの石でできたネックレスなどが与えられた。

様々な時代、文明を彩ったパワーストーン

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